こんにちは。中西製作所 若手会です!
今回は6月10日〜6月13日の4日間で開催されたFOOMA JAPAN 2025(会場:東京ビッグサイト)の様子をお届けします!
今回は6月10日〜6月13日の4日間で開催されたFOOMA JAPAN 2025(会場:東京ビッグサイト)の様子をお届けします!
■FOOMA JAPANとは?
2025度の出展社数は1007社であり、過去最大規模での開催でした。
4日間の来場者数は110,827人!これは東京ドームの観客席を2度も満員にするほどの来客数です!
2024年度展示会テーマ「Breakthrough FOOMA」(破壊的革新)に対し、2025年度テーマは「Touch FOOMA, Taste the Future」(未来を「触れて」「味わう」)という、来場者参加型や実際に機械に触れることのできるコンセプトの変化がありました

■当社展示品の紹介!
ここでは当社製品の中でも、特に若手会の目を引いた5つの注目製品を厳選してご紹介します!
①SVロースターシリーズ
SVロースターは最高温度320℃、庫内酸素濃度0.1%以下という特別な環境で調理する過熱水蒸気調理機器です。
この機器が驚くほど効率的に美味しく調理できる秘密は、過熱水蒸気が持つ高い熱伝導率にあります。
詳しくはこちら!
SVロースターは最高温度320℃、庫内酸素濃度0.1%以下という特別な環境で調理する過熱水蒸気調理機器です。
この機器が驚くほど効率的に美味しく調理できる秘密は、過熱水蒸気が持つ高い熱伝導率にあります。
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②食品殺菌装置
食品殺菌装置は「過熱水蒸気を用いた薬剤を使用しない生野菜の表面殺菌」が最大の特徴です。
薬剤を使用しない殺菌は、薬剤のにおいや味が食品に残らない点において、食材の風味を最大限に生かせる製品となっています。
また、コンベヤ式を採用しているため、社会問題である人手不足に対して作業効率の改善が期待できます。
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食品殺菌装置は「過熱水蒸気を用いた薬剤を使用しない生野菜の表面殺菌」が最大の特徴です。
薬剤を使用しない殺菌は、薬剤のにおいや味が食品に残らない点において、食材の風味を最大限に生かせる製品となっています。
また、コンベヤ式を採用しているため、社会問題である人手不足に対して作業効率の改善が期待できます。
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❓若手社員が実際に感じた疑問点❓
Q.過熱水蒸気の熱伝導率が高いのはなぜ?
A.皆さんは普段、『過熱水蒸気』という専門的な用語は聞きなじみがないと思います。 過熱水蒸気は、熱伝達を「顕熱」と「潜熱」によって繰り返し行います。
先ず「潜熱」は、食品の表面温度が水蒸気の温度より低いと、水蒸気は食品の表面に触れた瞬間に水滴に変わります。
この「水に変わる」ときに、水蒸気中に隠されていた大量の熱を、食品に放出することで効率よく食品中心温度を上昇させることができます。
次に「顕熱」は、普通の熱風と同じように食品に熱を伝えます。過熱水蒸気は非常に高温なので、表面をパリッと短時間で焼き上げることができます。
「潜熱」で生じた食品表面の余分な水分を、熱い蒸気で一気に加熱乾燥過程(凝縮加熱)することで、表面の加熱時間を最小限に抑え、食品内部はみずみずしさを保ちながら、表面は理想的なパリッとした食感を実現することができます。
Q.過熱水蒸気の熱伝導率が高いのはなぜ?
A.皆さんは普段、『過熱水蒸気』という専門的な用語は聞きなじみがないと思います。 過熱水蒸気は、熱伝達を「顕熱」と「潜熱」によって繰り返し行います。
先ず「潜熱」は、食品の表面温度が水蒸気の温度より低いと、水蒸気は食品の表面に触れた瞬間に水滴に変わります。
この「水に変わる」ときに、水蒸気中に隠されていた大量の熱を、食品に放出することで効率よく食品中心温度を上昇させることができます。
次に「顕熱」は、普通の熱風と同じように食品に熱を伝えます。過熱水蒸気は非常に高温なので、表面をパリッと短時間で焼き上げることができます。
「潜熱」で生じた食品表面の余分な水分を、熱い蒸気で一気に加熱乾燥過程(凝縮加熱)することで、表面の加熱時間を最小限に抑え、食品内部はみずみずしさを保ちながら、表面は理想的なパリッとした食感を実現することができます。
③パスタ計量盛付装置「PASPA(仮称)」※開発中
現在開発中のPASPAは、茹で上がったパスタの計量から盛り付けまでを自動で行う画期的な装置です。
このPASPAの最大の特長は、パスタを切ることなく、計量し盛付までできる点です。これにより、麺本来の風味や食感を損なうことなく、高品質なパスタ料理を提供することが可能です。
さらに、自動化によって計量ミスなどによる食品ロスを大幅に削減し、持続可能な店舗運営にも貢献します。
現段階ではまだ開発途中ではありますが、製品化に向けて日々開発に取り組んでいます。
現在開発中のPASPAは、茹で上がったパスタの計量から盛り付けまでを自動で行う画期的な装置です。
このPASPAの最大の特長は、パスタを切ることなく、計量し盛付までできる点です。これにより、麺本来の風味や食感を損なうことなく、高品質なパスタ料理を提供することが可能です。
さらに、自動化によって計量ミスなどによる食品ロスを大幅に削減し、持続可能な店舗運営にも貢献します。
現段階ではまだ開発途中ではありますが、製品化に向けて日々開発に取り組んでいます。

④シャワー式フライヤー
シャワー式フライヤーは、一度油槽で加熱した後にシャワー加熱を行うことで、余分な油を落とす「2段加熱方式」を採用しています。
揚げられた食材はサクッと軽やかでヘルシーな揚げ上がりが魅力であり、形が崩れやすい食材や小さな食材もやさしく調理することができます。
シャワー式フライヤーは、一度油槽で加熱した後にシャワー加熱を行うことで、余分な油を落とす「2段加熱方式」を採用しています。
揚げられた食材はサクッと軽やかでヘルシーな揚げ上がりが魅力であり、形が崩れやすい食材や小さな食材もやさしく調理することができます。

⑤学校給食センター向け 省人化洗浄システム
省人化洗浄システムは、給食センターの全自動化に向けた当社の新技術です。
食器入りのカゴをコンテナから取り出し、洗浄後に戻す作業を自動化することで、労働負担を大幅に軽減し、人手不足や高齢化対策にも貢献します。
省人化洗浄システムは、給食センターの全自動化に向けた当社の新技術です。
食器入りのカゴをコンテナから取り出し、洗浄後に戻す作業を自動化することで、労働負担を大幅に軽減し、人手不足や高齢化対策にも貢献します。

■中西社員にインタビュー!!
当社展示ブースで説明していた社員にインタビューしました!
展示品についてどのような特徴があるのか、早速ご紹介していきます!
展示品についてどのような特徴があるのか、早速ご紹介していきます!
SVロースターと食品殺菌装置について聞いてみた!
★SVロースターの強みは?
一台で「焼く・煮る・蒸す」ができます。
従来の加熱機器では難しかった調理時間の短縮、高品質な仕上がり、そして高歩留まりを同時に実現できる点が最大の特長です。
★どのような業種におすすめ?
SVロースターは特に、加工・大量調理を行う食品製造業に非常に高い導入効果をもたらします。
例えば、惣菜工場やセントラルキッチンなど、大量の食品を効率的かつ高品質に調理する必要がある企業には、コスト削減と生産性向上に大きく貢献できると確信しています
一台で「焼く・煮る・蒸す」ができます。
従来の加熱機器では難しかった調理時間の短縮、高品質な仕上がり、そして高歩留まりを同時に実現できる点が最大の特長です。
★どのような業種におすすめ?
SVロースターは特に、加工・大量調理を行う食品製造業に非常に高い導入効果をもたらします。
例えば、惣菜工場やセントラルキッチンなど、大量の食品を効率的かつ高品質に調理する必要がある企業には、コスト削減と生産性向上に大きく貢献できると確信しています
★食品殺菌装置の強みは?
食品殺菌装置の最大の強みは、過熱水蒸気を用いた薬剤を使わない殺菌が可能な点です。
薬剤を使用しないため、殺菌後の食品に薬剤特有の匂いや味が残らず、素材本来の風味を損なわないというメリットがあります。
さらに、「瞬間殺菌」が可能なため、食品の鮮度や食感を保ったまま、短時間で高い殺菌効果を実現できます。
加えて、装置はコンベヤ式を採用しているため、自動化による作業効率の向上や人手不足の解消にもつながります。
★どのような業種におすすめ?
食品殺菌装置は、特に生野菜を扱うカット野菜工場におすすめです。
薬剤を使わずに瞬時に殺菌できるため、安全性が重視されるカット野菜の製造に最適です。
また、食品加工工場や給食・惣菜製造業など、衛生管理が厳しく求められる現場でも大いに活躍します。
作業の自動化が可能なことから、大量処理が必要なライン作業にも適しており、幅広い食品製造の現場で導入が期待されます。
食品殺菌装置の最大の強みは、過熱水蒸気を用いた薬剤を使わない殺菌が可能な点です。
薬剤を使用しないため、殺菌後の食品に薬剤特有の匂いや味が残らず、素材本来の風味を損なわないというメリットがあります。
さらに、「瞬間殺菌」が可能なため、食品の鮮度や食感を保ったまま、短時間で高い殺菌効果を実現できます。
加えて、装置はコンベヤ式を採用しているため、自動化による作業効率の向上や人手不足の解消にもつながります。
★どのような業種におすすめ?
食品殺菌装置は、特に生野菜を扱うカット野菜工場におすすめです。
薬剤を使わずに瞬時に殺菌できるため、安全性が重視されるカット野菜の製造に最適です。
また、食品加工工場や給食・惣菜製造業など、衛生管理が厳しく求められる現場でも大いに活躍します。
作業の自動化が可能なことから、大量処理が必要なライン作業にも適しており、幅広い食品製造の現場で導入が期待されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回の FOOMA JAPAN 2025では、当社製品の魅力を大きくアピールできた展示会でした!
これからも多くの展示会に出展してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします!
今回の FOOMA JAPAN 2025では、当社製品の魅力を大きくアピールできた展示会でした!
これからも多くの展示会に出展してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします!