国内資源循環による脱炭素社会実現に向けた「FRY to FLY Project」に参画

 このたび、中西製作所(以下、当社)は日揮ホールディングス株式会社様(本社:横浜市、代表取締役会長 CEO 佐藤 雅之)が中心に進めているプロジェクト、「FRY to FLY Project」に参画いたしました。
 昨今、脱炭素社会の実現に向けて、個人や企業が積極的に取り組む機運が高まっております。当社においても、加熱機器では従来機よりも消費電力量を30%削減できる電気フライヤー、炊飯機器では従来機よりもガス消費量を23%削減できるガス連続炊飯機を開発する等、かねてより環境にやさしい製品の開発に努めております。(詳しくはこちら)
 当社は学校給食を主の取引先とし、全国の厨房の設計・施工に携わってまいりました。今後も、当プロジェクトを通じ、日揮ホールディングス株式会社様と資源循環型・脱炭素社会の実現に向けて共創したアクションを起こすとともに、SDGsの推進と普及に貢献いたします。

廃食用油から作られる持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」とは?

 SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、廃食用油などを原料とする航空燃料として、従来の航空燃料と比較しCO2排出量を大幅に削減することが可能なエネルギーです。
 航空機は自動車などと違い、電気や水素などの燃料では代替しにくいことからSAFの利用によるCO2排出削減が世界で求められています。

廃食用油を通じた資源循環の流れ

Fry to Fly Projectについて

 SAFが本格的に導入される為には多くの廃食用油が必要となります。しかし現在では、家庭の廃食用油の多くは廃棄されており、回収された廃食用油についても年間10万トン以上が国外に輸出されていると言われています。
 「Fry to Fly Project」はご家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFで、航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトです。
日揮ホールディングス株式会社公式HPより引用)