第3回生産本部溶接技能競技会を開催いたしました

10月25日、群馬工場にて「第3回生産本部溶接技能競技会」を開催いたしました。
今回は初の試みとして、溶接経験年数や担当業務等を考慮して「一般部門」と「チャレンジ部門」の2部門に分けて実施いたしました。

生産本部溶接技能競技会とは?

当社群馬工場、奈良工場の社員による溶接技術を競う大会です。
工場における若手の育成、技術向上、そして交流の促進を目的として開催されます。

 

第3回生産本部溶接技能競技会 開催!

前回予選落ちして涙を流した者、優勝者ゆえのプレッシャーを感じる者、この日のために練習を重ねた者等、各々の想いを胸に、両工場・各部門とも予選から熱い戦いが始まりました。
予選を見事勝ち抜き代表者が決まると、皆本選に向けて更なる練習に励んでおり、参加者全員の意気込みを感じました。
本選の一般部門では3連覇を達成し殿堂入りを狙う群馬工場、前回のリベンジを果たし、群馬工場の3連覇を阻止したい奈良工場、群馬工場の協力会社である武蔵工業有限会社様の3名による非常にレベルの高いバトルが繰り広げられました。
なお、武蔵工業有限会社様の参加については、当初は審査員としてご協力いただく予定でしたが「審査ではなく競技に参加したい」という申し出をいただき、急遽、競技者としての参加が決定しました。

チャレンジ部門においても、各工場の若手2名が予選よりもレベルの高い溶接を見せ急成⾧を感じさせてくれました。

開会式では当社の上村常務、山中工場⾧から、参加者に向け熱いエールを頂きました。

上村常務
上村常務
山中工場⾧
山中工場⾧

各部門の参加者

【一般部門】左から梅北義伸(奈良工場) 松本伸磁(群馬工場) 高柳陽介工場⾧(武蔵工業有限会社)
【一般部門】左から梅北義伸(奈良工場) 松本伸磁(群馬工場) 高柳陽介工場⾧(武蔵工業有限会社)
【チャレンジ部門】左から宮下聖人(群馬工場) 黒田文弥(奈良工場)
【チャレンジ部門】左から宮下聖人(群馬工場) 黒田文弥(奈良工場)

競技中の様子

【一般部門】溶接する方向や板金の置き方などが指定されている為 難易度の高い姿勢で溶接されています。
【一般部門】溶接する方向や板金の置き方などが指定されている為 難易度の高い姿勢で溶接されています。
【チャレンジ部門】競技会を通して溶接時間、品質において 自他ともに認めるほどレベルアップしました
【チャレンジ部門】競技会を通して溶接時間、品質において 自他ともに認めるほどレベルアップしました

参加者作品の一部をご紹介

第1回、第2回同様に技能五輪全国大会にも使用されている難易度の高い課題です。
指定寸法・脚⾧・外観や歪みといった総合得点で順位が決定します。
今回は前回と異なる板金形状を選びましたが、難易度の高い形状のため気を抜くと歪みにつながり、外観や指定されている寸法に誤差が生じ採点に響きます。
各部門、採点する側もハラハラする大接戦の末、優勝者が決まりました。

※中央職業能力開発協会が主催する「技能五輪全国大会」では、毎年、溶接技術を競い合う大会が開催されています。本大会では、過去に課題として採用されたものと同形状の板金が課題として使用されています。

第3回生産本部溶接技能競技会 優勝者

一般部門優勝 梅北義伸(奈良工場)とチャレンジ部門優勝 黒田文弥(奈良工場)
一般部門優勝 梅北義伸(奈良工場)とチャレンジ部門優勝 黒田文弥(奈良工場)

一般部門優勝者の梅北義伸さんより一言

奈良工場の代表として初の優勝を頂けたこと、とても嬉しく思います。
今後も両工場が溶接の技術を高め合い、より良い製品づくりに生かしていきたいです。
第4回も連覇できるように頑張ります。

チャレンジ部門優勝者の黒田文弥さんより一言

初実施のチャレンジ部門での出場で優勝を頂きまして有難うございます。
次回はチャレンジ部門か一般部門か分かりませんが
一般部門でも通用する溶接技術を磨いていきたいと思います。

各部門優勝者の盾

【一般部門】競技会シンボル歴代優勝者ボード(群馬工場作成)
【一般部門】競技会シンボル歴代優勝者ボード(群馬工場作成)
【チャレンジ部門】優勝盾(奈良工場作成)
【チャレンジ部門】優勝盾(奈良工場作成)
第3回生産本部溶接技能競技会は、熱い戦いの末、無事に終了いたしました。
これからも、当社は工場内での技術向上と若手の育成を積極的にサポートし、社員一人ひとりが成長できる環境づくりに力を入れてまいります。
また社員一丸となって技術力の向上を追求し、より高い品質の製品をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞご期待ください!