コロナ禍におけるワークライフバランスの推進に向けた取組について

 株式会社中西製作所(本社:大阪市生野区、代表取締役社長:中西一真)では、1946年の創業以来経営理念に「われわれは、良品廉価をもって顧客に奉仕し、その繁栄とともに、われわれ自身の生活向上を目指す。」と掲げております。
 この経営理念のもと、平成29年4月1日より専門のプロジェクトチームを発足し、従業員のワークライフバランス実現と業務効率化のための各種の取り組みの実行や制度の導入を行ってまいりました。既にそのいくつかは制度としても風土としても従業員の中で定着しておりますが、昨今のコロナ禍における働き方改革の進展にあわせて、さらに以下のいくつかの施策の実行と制度の導入をいたします。

 中西製作所では、今後もこうした時代にあわせた取り組みによって、従業員のワークライフバランスの実現と自由な発想による革新的なモノづくりへのさらなるチャレンジを推進いたします。
 
                       記

1.新たに導入する施策・制度
制度 概要 制度導入時期
フレックスタイム制度 コロナ禍における密状態の回避の為に従来より時差出勤を奨励しておりましたが、これに加えて営業部門については、フレックスタイム制度の導入検討を進めて参ります。また政府が推奨するインターバル制度についても、原則9時間の休息時間確保を設定します。 2021年4月
定年後再雇用制 既に希望者は再雇用制度により65歳まで働けるようになっておりますが、さらなる雇用延長に備え、安定した雇用の確保と、就業機会の拡大を実現するため、柔軟な働き方(フルタイム、短時間、非常勤)に対応できるコースを設けます。 2021年4月
積立保存休暇制度の導入 付与日から2年経過し失効する年次有給休暇について、上限40日まで別途積み立てます。従業員は、病気療養、出産・育児、介護、ボランティア活動などに利用することができます。 2021年4月


2.コロナ禍以前に導入をしてきた施策・制度
制度 概要 制度導入時期
年次有給休暇の取得促進 会社カレンダーにて年間5日間の有給休暇取得奨励日を設定。一人当たり年間に10日以上の有給休暇取得することを目標として全社に周知。昨年度の有給休暇取得奨励日の取得率は、90%以上でした。 2017年4月
ペーパーレスの促進 社内の各種申請手続きは基本ワークフローとし、紙の回覧や押印を廃止。 2017年7月
残業の抑制 残業はすべて事前許可制とし、無駄な残業を抑制すると共に、従業員が早帰りしやすい環境・風土を醸成。部署ごとの年間の上限時間外勤務時間の上限を設定し、各部門の組織目標として設定。 2017年7月
モバイルワーク推進
(直行直帰の奨励)
職場外での業務遂行を可能とするために、従業員にモバイルPCとスマートフォンを貸与。
当社は全国展開企業ですが、特に地方営業所においては、遠隔地のお客様への対応のために日常業務の2割以上が移動時間となることがあります。職場に寄ること無く業務を終わらせることで直行直帰を可能し従業員の負担を減らしました。
2017年11月
勤怠管理・経費精算
システム導入
業務の効率化を図るため、勤怠管理/経費精算などのシステムを導入し、手作業の業務を廃止・自動化。 2018年7月
社内提案制度の導入 業務改善や職場環境改善に関し、従業員の意見・要望に応える施策を実行。有用な提案を行った従業員には報奨などで報いる仕組みとあわせて運用。
※当制度からその後、時差出勤、代休制度の活用推奨、男性の育児休業の取得促進、福利厚生拡充などの各種提案が行われ、適時採用されている。
2019年4月
看護休暇 子どもの負傷・疾病の場合の世話、予防接種、健診等で取得できる看護休暇を導入。より取得しやすくするために時間単位でも取得可としている。 2020年3月
福利厚生の拡充 社員同士のコミュニケーション向上や働きやすい職場づくりの一環として、従業員同士の食事会に対する費用補助を新設(オンライン飲み会も可)。
インフルエンザ予防接種費用等の会社負担も開始。
2020年10月
テレワーク勤務制度導入 従業員の多様な働き方をより可能とするため、在宅勤務を始めとしたテレワーク勤務制度を整備・導入し運用を開始。 2020年10月


<本件に関するお問い合せ先>
株式会社中西製作所
管理部 ()()
TEL: 06-6791-1111 FAX:06-6793-5151
E-mail: soumu@nakanishi-mfg.com
以上