球根皮むき機ドライ使用の4つのポイント

今回は「球根皮むき機 ドライ使用の4つのポイント」をご紹介します。
4月は新しい調理員の方も配置され、機器の使い方をレクチャーすることもあるかと思います。
今回の内容をご参考にしていただければ幸いです!

 

ドライ使用とは?

衛生研修でもよく言われる「ドライ使用」。
新しい調理場に建替えたり、入替でドライ仕様の機器を導入したからといって、ドライ使用ができていると思い込みがちです。
しかしドライ使用するためには、機器(ハード面)だけではなく人の意識(ソフト面)がとても重要です。

球根皮むき機は汚染度が高い

球根皮むき機は野菜の中でも特に汚染度の高い球根類を扱うため、その跳ね水には特に注意すべきです。
球根皮むき機周辺の壁からは跳ね水により、一般生菌数や大腸菌群が検出されます。
汚染度の高い跳ね水は調理員のエプロンや靴を介して他の場所へも汚染を広げ二次汚染の可能性を高めます。
そのため汚染、非汚染作業区域でそれぞれエプロンの付け替え、靴の履き替えは徹底しましょう。

ドライ使用の4つのポイント

野菜カス受けの確認、皮むき中、野菜を取り出す時、清掃の各ポイントにおける注意点です。 
①野菜カス受けの確認
排水シンクのカス受けにはネットを設置するとよいです。
ザルやカゴではすぐに網目が詰まり頻繁にカスを廃棄しなければなりません。
それを怠るとシンクから洗浄水が溢れる可能性があります。
②皮むき中
野菜投入口に中が確認できる透明な蓋をしましょう。
機器本体に付属してなければ、鍋の蓋で代用してもよいです。
蓋をせず運転し続けると跳ね水が周囲に飛散します。
③野菜を取り出す時
取出側シンクには水を張らないようにしましょう。跳ね水が周囲に飛散します。
④清掃
床に飛散した跳ね水は水切りワイパーでこまめにかきましょう。
本体内側や取り外せる部品の洗浄だけでなく壁も定期的に中性洗剤で洗浄しましょう。
今回は調理員の方に注意していただきたいドライ使用のポイントをお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

今後、取り扱ってほしいテーマについて随時募集中!
下記のボタンよりお気軽にご要望ください。

 

お問合せフォームからテーマを投稿